【部屋探し中の人へ】新生活に備えて賃貸物件の内見時にすること
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年度の終わりに近づくこの季節。
賃貸物件を探している方はたくさんいると思います。
不動産屋さんで候補物件を決めて、内見→申込み→賃貸借契約→引越しっていうのが一般的な流れです。
内見して申込みをした後に、家具や雑貨の購入など新生活に向けた準備をはじめるかと思いますが、
「この家具、置けるかな?」
「あそこに収納あったっけ?」
なんてことを思い不安になることが往々にしてあります。
再び内見に行ければ問題ないですが、内見なんてそうそうできるものではありません。
そう、八方塞がりです。
今回は、そういう事態を避けてスムーズな新生活準備に取り組めるよう、内見時にすべきことを綴っておきたいと思います。
あと、おまけで内見後にしておくと良いと思うことも綴っておきます。
※基本的には、内見時に「この物件に決めた!」ってなった後にすべきことを記載してます。
※物件を決めるうえでチェックすべき事項については、いろんなところで言及されているので割愛させていただきます。
内見時にすべきこと
動画を撮影しまくる
これでもかってくらい写真を撮影しておいても、あとで見返したときに不足してるなーって感じることがほとんどです。
玄関を開けるところから床、壁、窓、天井、収納、設備…嫌になるくらい隅々まで動画を撮りましょう。
(動画撮影時に留意するポイント)
コンセント・テレビ端子・LAN端子の位置および数
特にテレビ端子がある位置によって、その部屋での生活スタイルがある程度決まってくると思います。
部屋のレイアウトを考えるうえで必要になってくるので必ずおさえておきましょう。
照明の差込口
差込口にはいくつか種類があります。
引掛シーリング型であれば問題ないと思いますが、例えばシーリングファンを設置したい場合は耐荷重の関係でローゼット型でないと設置できないことがあるのでご留意を。
収納・クローゼット
新生活をイメージするうえで、”収納の大きさ・設え”は重要なファクターです。
クローゼットだけでなく、キッチンやトイレ、風呂、洗面所、玄関まわりなどの収納を撮影しておいて、利用イメージを固めたうえで生活雑貨を選ぶと良いと思います。
寸法を測りまくる
動画を撮影したら、その動線を再びたどるようなイメージで各部分の寸法を測ります。
このため、メジャーとペン、メモ帳は必ず持っていきましょう。
不動産屋さんによっては間取り図面をコピーしてくれることがあります。
(寸法計測時に留意するポイント)
簡単な平面のスケッチをつくる
出典元:平面図とは【住宅建築用語】
基本中の基本です。
平面図がつくれれば家具の配置がイメージしやすくなります。
ドアの開く方向なんかもメモっておくと便利です。
簡単な立面のスケッチをつくる
出典元:立面図とは【住宅建築用語】
各部屋の各壁面をスケッチして寸法を計測しておきます。
窓などの建具や、収納の大きさ・設えなどもあわせて記録します。
窓の大きさがわかればカーテンをオーダーできるし、収納の大きさがわかれば荷物の整理の仕方をあらかじめ決められますよね。
簡単な設備のスケッチをつくる
キッチンやトイレ、風呂、洗面所まわりの寸法も計測します。
特にキッチンなんかは、調理スペース広さとかシンクの大きさとか詳しく知っておくと小物をそろえやすいです。
トイレの便座カバーなんかもそう。
面倒臭がらずに設備の詳細もおさえておきましょう。
(おまけ)賃貸物件の3D化
これはもはや僕の趣味の域ですが、撮影した動画と計測した寸法をもとに賃貸物件を3D化します。
無料のSketchUpというソフトを使えば簡単にモデリングすることができます。
無償版が用意されているうえ、直感的な操作で3Dモデリングが可能なので重宝しています。
↑ここまでつくりこまないにしても、慣れない人でも2,3時間くらいあれば同様のものがつくれるかと思います。
どうですか?
家具のレイアウトとかすごくイメージしやすくないですか?
3D化することで、家具の最適なレイアウトを見出すことができ、引越し後の生活再建がとても容易になります。
これ、ほんとおすすめ。楽しいし。
最後に
内見はたびたびできるものではないので、後々後悔しないためにも行ったときにはたっぷりと時間をかけて冷静に情報集めをすることが大切です。
ここで時間をかければ、部屋のレイアウトをイメージしやすいですし、使い勝手の悪さが露呈して契約せずにすむパターンもあるかもしれません。
いずれにせよ納得のいく物件に出会って素敵な新生活が遅れることを祈っています。